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『岩倉・西春日井今昔写真集』収録写真より

『岩倉・西春日井今昔写真集』ブログ・ミニ写真展

 愛知県の尾張地方のほぼ中央部に位置する、岩倉市・北名古屋市・清須市・豊山町・春日町。
 織田信長の居城だった清洲城下にひらけ、美濃街道も通った古い歴史をもつ清須市、広大な農業地域として尾張藩の食糧自給を支えた北名古屋市・豊山町・春日町、そして大河ドラマ「功名が辻」の主役山内一豊を生んだ岩倉市。
 多彩な歴史をもつこの地域に残された懐かしい風景写真を徹底的に取材収集し、その場所がどう変化したのかを現在地の写真で対比する豪華写真集。ここでは、収録される写真のごく一部を紹介していきます。



【風景の対比】

      岩倉駅(旧景)   岩倉駅(現在地)
名鉄岩倉駅構内の今昔(左/岩倉市・大正時代初期 右/現在地)  かつては、岩倉駅近くにレンガ造りの変電所があり、その手前には水田が広がるのどかな郊外地だった。現在は駅周辺にスーパーや飲食店のビルが建ち並び、名古屋市域のベッドタウンとして様子は大きく変貌している。

               新川小学校鼓笛隊(旧景)   新川小学校鼓笛隊(現在地)
新川小学校鼓笛隊街頭行進(左/清須市・昭和42年頃 右/現在地)  新川小学校の生徒たちで編成された鼓笛隊が新川橋を渡る。新川橋の西側付近の光景で、多くの人が見守るなか須ヶ口駅方面へ行進した。モータリゼーションの拡大に伴って昭和30年代後半から全国的に交通事故が激増。当時、交通安全キャンペーンなどで、地元警察の協力の下、小学生の鼓笛隊パレードが住民らに交通安全を呼びかけながら街を練り歩いたものである。

【ふるさと点描】

宮重大根
大嘗祭に献納される宮重大根の栽培地(春日町・昭和3年)  昭和天皇が即位した時のお祝いの祭りで「宮重大根」を奉納した。ダイコンといえば宮重といわれるほど日本人にはなじみの深い銘柄であるが、当時日本一の宮重大根栽培地といえば尾張平野中央部であった。これは、大根畑が広がっていた春日町落合地区の光景で、現在では駐車場になっており、このときの記念の石碑が建てられている。

豊山土俵
豊山尋常小学校で土俵の落成式(豊山町・昭和5年頃)  豊山尋常小学校の敷地内に土俵が造られ、多くの見物客で賑わう。娯楽やイベントが少なかった時代、村が自慢の学校に土俵ができたというので、村人こぞって祝賀に駆け付けた。現在の国技館のような吊り下げ屋根ではないためか、千木のついた切り妻屋根ではなく入母屋造りの見事な屋根が壮観である。現在の豊山小学校の東側校門を入って右手側に造られた。当時は児童が体育の時間に盛んに相撲をとったものである。

岩倉の旧市街
岩倉上之町の町並み(岩倉市・大正時代)  本町付近の祭礼の日の様子。現在よりもはるかに商店の数は多く、祭りでなくとも通りは人通りで賑わっていた。上之町という町名は今では使われていないが、山車祭で知られる岩倉の中心街であった。

若宮商店街
若宮商店街の旧景(北名古屋市・昭和30年頃)  「本・文具の福助堂」などの店はなくなってしまったが、現在も様々な店が軒を連ねる。若宮商店街は名鉄西春駅の近傍にあるが、現在、西春駅周辺では道路の拡幅整備が進められており、商店街の様子はダイナミックに変わりつつある。当時、地方の商店会ではネオン街灯を設置することが大流行し、全国各地で競うように個性的なデザインのネオンサインが登場し、商店街の夜を飾り立てた。「もはや戦後ではない」と言われて消費が活発になる昭和30年代、高度経済成長の波に乗って夜遅くまで人の流れは絶えることがなかった。商店街には本当に活気というものがみなぎっていた。

清洲の花まつり
清洲の花まつり(清須市・昭和44年頃)  毎年5月5日のこどもの日には清洲花まつりが催されており、現在も続いている。子どもたちが白い象の山車とともに清洲の町を煉り歩き、お釈迦様の誕生日を祝いながら、子どもたちの健やかな成長を願う。釈迦の誕生日は4月8日だが、旧暦で祝うと5月5日頃に近くなるので、こどもの日に合わせて清洲仏教会と地元子ども会が協力して行なっているという。暮らしのなかに溶け込んだ信仰行事として、春の風物詩となっている。

写生大会
清洲公園での写生大会(清須市・昭和44年頃)  清洲公園で多くの子どもたちが思い思いに絵を描いている。当時、清洲公園には噴水や浮島などの設置された池があったが、現在は埋め立てられ存在しない。西春日井郡随一の親水公園であったが、東海道新幹線の建設にともなう区画整理や五条川の改修により、公園の景観は大きく変化した。

市役所庁舎落成
町制施行と新庁舎竣工式(豊山町・昭和47年)  昭和47年4月1日、豊山町制施行と同時に完成した新庁舎。写真の手前には大勢の児童の姿が見られるが、学校をあげて町制を祝うという時代があったのである。町にとって、新しい庁舎の完成は誇りであり、自慢であった。


変貌いちじるしい故郷の姿を今昔対比でご覧にいれます。
これらの写真を見ていると、記憶の底に眠っていた思い出が、
一挙によみがえって参ります。

そして、自分を育んだ町にはどんな歴史が存在したのか、
失われた風景は現在にどんな影響を与えているのか、
目の当たりにできることでしょう。

保存版『岩倉・西春日井今昔写真集』は限定1000部の記念品。

ご自分の大切な思い出アルバムとして、父や母への贈り物として、
今しかないこのチャンスに、ぜひお買い求めください。
現在、当該地域の書店を中心に販売中です!残部僅少!


体裁 B4判 大型上製本 豪華カバー巻き
収録写真 約350点
定価 刊行記念特価 9,975円(税込)


 間もなく品切れとなりそうです。すでに樹林舎には在庫がなくなりました。書店に流通している在庫品を探している最中ですので、皆様方には大変ご迷惑をおかけしています。(09年3月2日記す)

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